業務用ボイラー MBXシリーズ
シスターン、減圧弁・安全弁の働き、施工性。
缶体の種類などについて。
業務用ボイラーの能力選定の目安とは
- 給湯ヶ所数別に、15Lのシャワーが何分間連続で使用できるかを表しています。
(例)MBX-6000は、水栓3ヶ所で10分間、4ヶ所で5分間連続使用できます。 - 条件の厳しいシャワーでの同時使用を基本に考えていますので、他の給湯の比率が高い場合には若干の余裕があります。
条件
- ボイラーの設定温度を75℃とします。
- 水栓1ヶ所に付き出湯量は15L ⁄ 分で湯温は40℃とする…快適なシャワーは13~15L ⁄ 分必要です。
- 即出湯用にリターン配管する場合は1ヶ所分の余裕を見てください。
- 浴槽のお湯張りは、別に専用のボイラーがあるか、またはシャワーとの使用時間帯が違うものとします。


減圧弁の働き
- 貯湯式簡易ボイラーは法的に0.1MPa以下で使用することが必要なため、水道直結はできません。従って、ボイラーと上水道を接続する場合、必ず「減圧弁」を取り付け、ボイラー缶体の破損を防いでください。
- 減圧逆止弁は「減圧」と「逆流防止」の両方の働きをします。
- 減圧逆止弁は、市販品80KPa設定、接続口径25Aをご用意ください。
安全弁の働き
- 水は温められると体積が膨張し、ボイラー缶体や配管内を破損させる恐れがあります。安全弁はこの膨張した圧力を大気中に逃がすことにより、ボイラーや配管の破損を防ぐ働きをします。
- ノーリツでは、現在「安全弁SD-2012ZZ」を販売していますが減圧逆止弁の設定圧力に合わせてご選定ください。
- ノーリツでは、万一の安全弁の破損を考慮し、2個の安全弁を取り付けることをお奨めしています。
水質検査について
- 温泉水、井戸水、地下水は使用できません。市水道水でも腐食性の水の場合は赤水が出る可能性があります。市水道の場合でも必ず水質検査を行い、水質に問題がないことをご確認ください。
ラインアップ
掲載しているのは商品の一部です。詳細は営業所にお問い合わせください。
MBX-3110シリーズ
50Lの大貯湯タイプ、一度に多量の給湯が可能です。

給湯 |
給湯専用:36.0kW(31,000kcal ⁄ h)
給湯・暖房兼用:32.6kW(28,000kcal ⁄ h)
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暖房能力 | 給湯・暖房兼用:36.0kW(31,000kcal ⁄ h) |
MBX-3110(給湯専用)
屋外用開放形
屋内用半密閉式強制排気形(減圧弁、安全弁必要)
屋内用半密閉式強制排気形(減圧弁、安全弁必要)
高さ914×幅445×奥行702 (mm)
希望小売価格
¥220,000(税抜価格)
¥220,000(税抜価格)
MBX-3110W(給湯・暖房兼用)
屋外用開放形
屋内用半密閉式強制排気形(減圧弁、安全弁必要)
屋内用半密閉式強制排気形(減圧弁、安全弁必要)
高さ914×幅445×奥行702 (mm)
希望小売価格
¥260,000(税抜価格)
¥260,000(税抜価格)